広めに作ったベランダを活用して花を育てたり、子供の遊び場にする、洗濯の干場に活用することもあるでしょう。このとき、手すりしかなかったら落下の危険や外から覗き見られるのではないかという心配も出てきます。安全性や防犯性も高めることが可能になるのが、フェンスの取り付けです。しかし、お庭に設置するのと違って、基礎をしっかりと作って支柱を埋め込むわけにはいきません。場所に適した取り付け方を行う必要があります。しっかり取り付けできないと壊れてしまったり、強風にゆがんだり飛ばされてしまう心配も出てくるので、自分で設置を検討している人は特に、実際に取り付けた人の施工例を参考にして行うようにすると、失敗を少なくできます。さらに、家の雰囲気に合っているカラーを選ぶことは必須の条件で、外観に注意を払いましょう。

重量があるものは避けて施工する

しっかりとしたものを設置しないと安全性が保てないと考える人もいますが、頑丈なものでも重さがあるものは避けなければなりません。すでにテーブルやいすを置いたり、ガーデニング用にプランターや植木鉢を置いてしまっているなら尚更です。重量制限については、建物を施工してくれた業者に問い合わせればわかりやすいですが、建築基準で耐荷重が決められています。よほど昔に建てられた家や劣化が激しくない限りは建築基準を参考に計算してみましょう。1平方メートルに対して180kgまで耐えられるように設計されることが一般的です。ホームセンターなどで一式材料をそろえるときには、グルッとベランダをフェンスで囲うときに必要になる支柱やパネルの数と合わせて、重量を見ながら選ぶようにしましょう。

固定する方法は長持ちするもので行う

基礎を作ることが難しいベランダへのフェンス設置では、もとからある手すりを利用して固定を行う方法で施工する例があります。針金や結束バンドなどいろいろありますが、外で風にさらされることを考えて、さびにくい加工がされた固定金具を利用したほうが長持ちします。スチール製であれば、軽くて長持ちが可能です。見た目のことも考えるとパネルなどと合わせた色にしたいところですが、グレーや黒などの色が多くなっているので、設置した後に塗装することも考えるとよいでしょう。手すりがない場合は、壁に止める必要性が出てきます。固定金具もビスを利用したものでないと取り付けられなくなることがあるため、穴をあけても大丈夫な壁であるか確認が必要です。サイディングされている場合、剥がれ落ちてしまう可能性があります。